支援機器評価プラットフォームとしての二足歩行ロボットにむけた脚部の開発
歩行障害を持つ人に対して様々な歩行支援機器が開発されている。これらは臨床応用前に評価実験を行う必要があるが,転倒などの危険性から歩行支援機器の対象者を被験者とすることが難しく若年の健常者を被験者として評価実験を行っている。高齢者などの歩行を再現可能なロボットを評価プラットフォームとすれば,転倒などの安全確保の問題を解決でき,再現性や精度の高い評価実験を行うことができる。本研究では,評価プラットフォームとなる二足歩行ロボットの開発にむけ,人の歩行時の関節角度可動範囲を再現可能な脚部を開発した。(著者抄録)
2024/01/25